デリヘル嬢の必需品、グリンスってなんだっけ?
デリヘルは性病の温床になっている。確かにこれは否定できない事実である。気軽に女の子を呼べるし、なおかついろんなタイプのプレイを楽しめるので、ついついやんちゃしてしまう。
性病感染は男性自身の自己防衛、意識の低さが原因になることもあるが、デリヘル側は程度の差こそあるものの、それなりの性病予防対策を講じているものだ。
当然だがプレイ前のシャワーも衛生対策の一つとして機能しているが、今回はシャワーを浴びる際に利用する有名なアレにスポットライトを当てていきたい。
そう、その名も「グリンス」である。男性の皆さんも、ああ、あれねとご存知の方が大多数だと思うが、簡単に説明していこう。
グリンスとはようするに殺菌力が強いイソプロピルメチルフェノールを含有する、薬用のボディーソープのことだ。なお、同様の効能があるクリアレックスが利用されることも多いぞ。
デリヘルプレイ前のシャワー時にアソコや肛門周辺をグリンスで洗い流し、徹底的に殺菌、消毒をすることで、きれいさっぱりプレイに移行できるわけだ。
店舗型風俗店の場合は浴室でみかけるが、デリヘルのような派遣タイプの場合は、女の子のバッグの中にイソジンとともにグリンスを忍ばせているのが常だ。
グリンスの間違った認識を正そう!
グリンスは他のせっけんと比べると確かに抗菌力が強く、風俗店ではなくてはならないツールとなっている。デリヘルでグリンスを用意していないお店はないはずだ!
しかしながら、お店がとる衛生対策にはかなり差があり、中には対策といった対策を取らずに女の子任せにしているような店舗も少なくない。
どんなランクのデリヘル店にもグリンスは支給されているが、グリンス自体に性病を予防する効果はないということは覚えておくべきだ。
性病をもたらす病原菌はグリンスの殺菌効果ではびくともせず、どんなに粘膜部、身体をグリンスで洗っても性病感染を予防することはできない。
逆に粘膜組織を傷付けてしまうことも考えられるので、その点には注意が必要だぞ。
確かにグリンスに殺菌効果があるのは事実だが、特定の病原菌のみに対して効果が確認されるのみ。
多くの風俗嬢、男性客がグリンスは性病感染の可能性を探る指標になると勘違いしているが、明確な根拠は存在しない。
グリンスで粘膜部を洗って痛みを感じる=性病感染の可能性があるわけではないので、間違った認識を正す必要がある。
グリンスはあくまで抗菌作用の強いボディソープであり、それ以上の効果を期待するのは禁物だぞ!
デリヘルではグリンスに依存しない性病対策を
前項で解説しているように、グリンスの殺菌効果は特定の菌に限局されるので、過度にグリンスを信用してはならない。
皮膚表層の菌を一掃できるので、さまざまな業界で消毒剤として使われているので、プレイ前に身体を衛生的に保つという意味合いではデリヘル業界でも有用だ。
しかし、デリヘル店側もグリンスに一定以上の期待をし過ぎている点は否定できず、そこで働く女性たちに間違った知識を啓蒙してしまっていることも少なくない。
くどいようだが、グリンスに性病の原因菌を殺菌する効能はなく、それらを予防する効果もないので、デリヘル遊びをする際はグリンスによらない徹底的な自己防衛が求められる。
・粘膜部位のダイレクトな接触は行わない
・格安デリヘルを利用しない
・衛生対策が整ったデリヘルを利用する
・普段から身体を清潔に保ち、プレイ前にはしっかり身体を洗う
・コンドームは最初から最後まで着用する
これらは性病予防の観点から見れば、守って当然の事象になってくるので、デリヘル遊びをするのならば死守してほしい。
なお、普段からどんなプレイが高リスクなのか、感染確率が高い病気はどの性病なのかなど、正しい知識を身に着けることも大切だぞ。
グリンス神話に惑わされるのではなく、風俗遊びをしたら性病リスクがあることを肝に銘じ、普段から性病の早期発見&早期治療に注視した生活をしていくべきだ。